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映画『クリーチャーズ宇宙から来た食人族』はつまらない!海外でも酷評

B級映画の匂いがプンプンするものの、「グレムリン」「マーズ・アタック!」「エイリアン」など数々の名作映画のエッセンス満載で描いたSFホラーとのことで、どんな仕上がりなのか気になる本作。

ヒロインの日本人女優がヤクザガールという役柄で刀を武器に闘うのも、タランティーノ監督のキルビルを彷彿とさせ期待感が高まります!

しかし、ある意味期待を裏切らず?本作はつまらないB級映画という感想が圧倒的に多く、海外でも酷評のようです・・

今回は「クリーチャーズ 宇宙から来た食人族」が海外でつまらないと低評価を受けている理由や、少数ではあるものの面白い派の感想も紹介します。

『クリーチャーズ宇宙から来た食人族』の海外の反応評価(IMDb4.1点)

IMDbでは4.1点という低評価を叩き出した本作ですが、何がそこまで面白くなかったのか、チェックしていきましょう。

つまらない派の感想

1/10
グレムリンに代わるものではない


信じられないほどひどいアニメーション、笑えない役者、とにかく耐えられない。
ストーリーは面白そうだが、この映画ではあなたの笑顔が消えてしまうだろう。
『クリーチャーズ』はファン企画としてもダメで、アニメーションでさえ、子供番組の方がよく見える。
このような映画は、地獄で拷問の道具として使われる。

1/10
ひどい

演技がひどい。映像効果もひどい。脚本もダメ。
この映画が救われる唯一の方法は、補習生の映画プロジェクトとして提出された場合だけだろう。
低予算のB級エイリアン侵略映画がどうあるべきかを見たいなら、ピーター・ジャクソンの「バッド・テイスト」を見るべき。

1/10
なんて言ったらいいんだろう

衝撃的な駄作・・。おそらく史上最低の映画。言うまでもないが、私は最後まで見ることができなかった。ただただひどい。この映画を見ようとは思わないでください。

1/10
本当にひどい、ひどすぎる

明らかに演技力のない役者で、脚本は退屈で素人。CGは面白いので、それが意図したものであればOKです。
ストーリーは無意味で、クリスマスの演出は良いアイデアとは言えません。
この映画の演出は素人以下であり、ジョピアは映画製作における彼の役割を再考する必要がある。
私は低予算映画には賛成で、演技力のあるキャストとスタッフがいれば、魔法をかけるチャンスがあると思うのですが、この作品は本当にめちゃくちゃでした。
カメラワークは良く、フレーミングもうまく配置されており、問題はありませんでした。
映画のほとんどの場面で照明が貧弱で、これはおそらく低予算であることを示しています。
この作品は、演技が下手なのと無意味な脚本のせいで、星1つしかあげられません。

2/10
楽しい学生映画

エイリアン、ゾンビ、毛むくじゃらの小さなグレムリンを組み合わせた作品は他にあるでしょうか?
この映画は演技とカメラワークは悪くないが、他のすべて、特にストーリーと編集がこの映画をひどいものにしている。
1時間以上もかけてこの映画を見るのであれば、もっと有意義なことに時間を使ってください。

面白い派の感想

8/10
楽しめる要素がたくさん

この映画は間違いなく楽しいし、クールな映像効果、ジャンルを行き来する面白いストーリーを持っている。この映画は高品質の超大作を目指すのではなく、90分間の楽しい時間を提供することを望んでおり、それは確かに実現された。私は本当にこの映画を楽しみましたし、強くお勧めします。

『クリーチャーズ宇宙から来た食人族』がつまらない理由

映画「クリーチャーズ」がつまらないと言われる理由はおおよそ以下の通りです。

  • ストーリーが退屈なのに長い
  • 出演者が印象に残らない
  • 映像が雑で荒い
  • 学生が作ったような映画

低予算のB級映画でも予想を裏切る展開や面白い設定があればカルト的な人気作になることもありますが、本作は期待を超えるようなストーリー展開は望めなさそうです。

SFとゾンビ映画を融合したはちゃめちゃな展開やビデオで撮ったような映像はあえての演出だと思いますが、そこが気に入らないという人も多いようですね。

期待値はかなり下げて、何も考えずに気楽に見れる娯楽作として鑑賞するのが良いでしょう!

トニー・ジョピア監督は過去作品も低評価

映画「クリーチャーズ」のトニー・ジョピア監督の過去作品が気になってチェックしてみたところ、いずれもクリーチャーズを超える低評価・・!

しかし、中には「このくだらなさがクセになる」「評価が低すぎて逆に気になる」という人もいるようです。

クリーチャーズがツボにハマった人は以下の作品もチェックしてみて下さい。

キュート・リトル・バニーズ(2017年公開、IMDb3.3点)

あらすじ
夏祭りで盛り上がるのどかな村に飛来したのは、人口減に悩む異星人が人類の女性と交わり新たな遺伝子を持ち帰るべくやってきた“種付け部隊”だった!だが、地球上の生物の知識を全く持ち合わせてなかった彼らは、何の因果か、可愛らしい野ウサギたちに憑りつき、浮かれる若いカップルたちに、見境なしに襲い始める!

参照:Amazon Prime Video

カルト的な人気を誇るB級映画「ゾンビーバー」のような雰囲気を感じる本作ですが、ゾンビーバーの足元にも及ばない低評価・・!

ウサギのCGが昔のプレステレベル、くだらないのに長い、キャストが多すぎてよくわからない等、酷評のオンパレード。

1.5倍速でサクッと見るのがおすすめです!

ザ・ランペイジ(2015年公開、IMDb2.6点)

https://youtu.be/5zpVxCsV5wk

あらすじ
静かな村でレポーターの女性が獰猛な動物に食いちぎられ死亡する事件が発生。その真相を解明するため、警察やメディアは躍起になって情報を集めようとしていた。そんな中、なんの共通点もなさそうな集団がキャンプに参加。この集団こそ何世紀も渡り村人を襲ってきたオオカミ人間だった!

参照:Amazon Prime Video

映画のジャケットにかっこいいワーウルフが描かれている本作ですが、そのワーウルフが本編で出てこないというジャケ詐欺映画。

雑なCGはジョピア監督の代名詞のようで、本作もCGが安っぽいという感想が圧倒的に多いです。

ホラー映画のように見えて、エンドロールで流れる楽しそうな撮影裏にほっこりする異色の映画です。